世界陸上22年7月に開催へ 偶数年の実施は史上初
[2020年4月8日23時24分]
世界陸連は8日、新型コロナウイルスの感染拡大で、東京オリンピック(五輪)が来夏に1年延期になったことを受け、2021年8月6~15日に開催を予定していた世界選手権(米オレゴン州ユージン)を、22年7月15~24日の日程に変更すると発表した。
22年7月下旬から8月にかけて行われる国際総合大会の英連邦大会(英バーミンガム)、陸上の欧州選手権(ミュンヘン)との重複を避け、3大会への出場が可能となるように日程を調整した。22年夏は大規模大会が続く異例のシーズンとなり、セバスチャン・コー会長は「世界中の陸上ファンにとって、当たり年になる」とコメントを発表した。
世界選手権は1983年の第1回ヘルシンキ大会から91年の第3回東京大会までは4年ごと、93年の第4回大会以降は2年ごとに開催され、偶数年の実施は初めてとなる。