夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

敬老の日を前に考える。

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 何ヶ月かぶりに、イラストのようなアバターを替えてみました。あんまり違わないですが、前のは左手あげ。今のは万歳になっています。意味はありません

 終末期医療とか問題になっさて居ますが、 口から食べられなくなったとき、胃に直接、管で栄養を入れる「胃ろう(PEG)」。栄養摂取が容易になる一方で、高齢で意思確認ができず、予後が期待できない患者にも胃ろうが作られるケースもある。終末期に向かう治療として、胃ろうは適切なのか-。家族や特別養護老人ホーム(特養)の関係者らから疑問の声が上がっているという記事がありました。
産経新聞。詳しい内容はこちらをチェック

 胃ろうをするケースの一つに、鼻くう栄養(鼻から管を入れ、栄養をとる治療)の管を抜きたがるため、職員の手間を省く意味が大半らしいですが、胃ろうを進められた5人に1人しか実施時期がなく、ほかは拒否が多いそうです。

 記事の医師は、胃ろうをしても、のみこみなどの嚥下訓練をすれば食事が出来るようになった例や、入所者が胃ろうにした場合、この記事の医師は状態を見ながら栄養量を加減するのだという。「人間は最期は起こしても起きられず、食べられずに寝ているだけになる。体が受け付けないのに、栄養量を通常通り入れれば吐く。無理に食べさせ、かえって誤嚥性肺炎の危険にさらすのは拷問に近い」ということらしい。

 栄養量を加減するようになって以来、ホームでは肺炎の発症が減り、救急車を呼ぶ回数も減った。肺炎死の代わりに老衰死が増え、自然な看取りに臨めるようになった、という。

 じつは家のなくなった祖母も、以前書きましたが全く同じ経験をしました。

 まだ食べられたものの食が細くなり、点滴による補給をしていましたが、血管が細くなり、鼻くう栄養も以前行ったら嫌がったので、胃ろうを迫られていました。

 血管がなくなって点滴が難しくなり、食べられなくなったら終りではかわいそう。しかし、おなかに穴を開けてえいようを無理に入れてまで生かすべきなのかという葛藤の日々でしたが、結局老衰で亡くなりました。
 今思うと、痛いかゆいをさせないうちに終わってよかったと思っています。

 胃ろうは100%悪いとは思いません。行っていて元気になった方もみたことがありますし、元同じ施設利用者の方もいます。ただ、臓器移植のように、その家族の意見を尊重してほしいですな。