めっちゃ暖かく、絶賛花粉飛び交う今日この頃ですな。
そんななか、「3.11」が間もなく来ますね。
最近このニュースを見聞きしていて、ふとこのイラストを思い出した。当時民主党政権で官邸とマスコミの間に立って枝野さんがヘロヘロになって会見をしにいくのを見ていたなぁと。
きのう姪の受験の話をした。高校や大学を障害があろうがなかろうがチャンスをものにしたく受験する。
が、中にはこういう訴えを起こされた親御さんがいた。
「定員内不合格出さないで」 重い障害のある受験生の保護者が訴え(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
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定員割れの公立高校が不合格者を出すのは、障害の有無に関係なく子どもが学ぶ権利を奪うものだとして、障害のある受験生の保護者が7日、千葉県庁で記者会見し、県教育委員会に「定員内不合格」を出さないよう求めた。
【医療的ケア児 保育所受け入れも難しく】
浦安市の雑賀貴子さん(52)。重い心身障害がある娘の美佳さん(18)は医療的ケアを受けながら、市立中学校の普通学級に3年間通い、2019年度に卒業した。高校にも進みたいと考え、自宅近くの県立高を今春まで4年続けて受験したが、毎年定員割れにもかかわらず不合格となった。
貴子さんによると、昨春の入試では、東京、埼玉、神奈川など6都府県の公立高校は「定員内不合格」がなかった一方、県内では今年も35人が不合格となった。「住む場所で差があり、学ぶ意欲のある人の権利が奪われている」と訴えた。
県教委は「各校長が学力検査や調査表などに基づき、能力・適性を総合的に判定した結果だ」としている。
申し訳ないが、県の教育いいかいと学校の言うことが正しいと思う。
大相撲なら、番付一番下の序ノ口で皆勤し、負け越しても新たに入門した力士を下位に置くため、負け越しても番付が上がる「珍現象」があるし、幕内42人で空いていれば本来上がることはまれな十両5枚目あたりで8勝7敗でも新入幕はあり得る。
学校はどうだ。
中学校までなら義務教育であり、訴えを起こした医療を必要とする児童生徒(以下医療的ケア児)に看護師常駐やたんの吸引措置などの条件次第で普通学校の入学は私の時代よりもはるかに可能になった。
が、高校はどうだろうか。
確かに定員割れをしているから入れろは理解する一方、私としては「みなと同じ土俵に上げて受験機会を与えた。その結果、あなたのお子さんが本高校の定める成績に相足りなかったため残念な結果に…」と思う。これは障害のない生徒も落ちているはずである。
特別支援学校ではなく、地域の学校でという願いは理解するし、医療的ケア児の親御さんはたくましいと常に感じる。医療的ケア児だから、我慢しましょうとは言わないが、高校なら特別支援学校にもあるし、NHK学園など高校資格を得られる通信教育もある。
ちょいと冷たい発言ではあるが、変に学校行かずにユーチューバーやっているゆたぽんよりはマシかと。(;´Д`A ```