総括
第93回選抜高校野球大会(兵庫・甲子園球場/3月19日~31日)の組み合わせ抽選会が23日に行われ、出場32校の1回戦の相手が決まった。
3年ぶり4回目の優勝を狙う大阪桐蔭(大阪)は第4日第2試合に登場。昨秋の近畿大会決勝で敗れた智弁学園(奈良)との再戦に。ともにセンバツ優勝経験のある強豪同士で、今大会を大きく左右しそうな1回戦屈指の好カードとなった。
開幕カードは地元・神戸国際大付(兵庫)と北海(北海道)に決定。優勝候補の一角に名乗りを挙げる仙台育英(宮城)は第1日第2試合で昨秋の四国王者・明徳義塾(高知)と、152キロ右腕・小園健太(2年)擁する市和歌山(和歌山)は第4日第1試合で名門・県岐阜商(岐阜)と、最多タイとなる5回目の春制覇を狙う中京大中京(愛知)は第6日第1試合で専大松戸(千葉)と対戦する。
また、具志川商(沖縄)vs.八戸西(青森)の“21世紀枠”対決(第3日第1試合)、東海大相模(神奈川)vs.東海大甲府(山梨)の“東海大”対決(第2日第3試合)も注目を集めそうだ。
選手宣誓は大会第1日に出場する6校が抽選した結果、仙台育英の島貫丞(2年)主将に決まった。