第101回全国高校野球選手権大会第11日▽3回戦 仙台育英4―3敦賀気比(17日・甲子園)
【写真】代わってジャッジした大槻球審
仙台育英(宮城)と敦賀気比(福井)の一戦で、球審が途中交代する珍しい事例があった。8回裏の仙台育英の攻撃が始まる前に「北田球審の手当を行っています」というアナウンスが場内に流れ、試合が5分ほど中断。その後試合は再開されたが、球審は北田氏から大槻氏に変更された。
理由として北田球審に「熱中症による左足のけいれんが見られたため」と発表された。8回表の敦賀気比の攻撃中には、北田球審が体の不調を訴えたのか、ネット裏の放送室に向け何かを言いに行く様子も見られていた。病院には行かず、静養に努めるという。球審が試合途中で変わるという珍しい事態が起きたが選手らは混乱する様子もなく、試合は最後まで進み仙台育英が準々決勝に歩を進めた。