我々は今日仕事始めなのだが、年明け、施設内にいる利用者からララインで、私が入所したころから大変世話になった仲間の別れを聞いた。
その教えてくれた方とは我々ちゃめと私のように、「事実婚」で同棲し、旦那の運転する車で通所していましたが、互いに障害が進み、入所に切り替えた後も、仲むずましくしておりました。
旦那は労災事故から障がいを患い、車いす生活を余儀なくされ、トイレすら大変な状態ながらも笑顔を絶やさず、おおらかに接していました。
ただ障害が重くなる一方で、もう少し入所していればいまの機械風呂がある施設に引っ越しできたものの、われわれもいわゆる「定員を削るために切られて通所に切り替えられた」ように、旦那には事実上「ここではもう面倒見切れないから、完全看護な施設に移ってほしい」というワンマンな先代の施設長が非常通告したらしい。
県内には空き間がなく、隣の宮城県に移り、しかも当日は「職員はついていくが、車は自身で手配してほしい」とまたも先代の施設長が言い放ち、私が車の手配をして奥さんもついていき、涙の別れをしたとか。
しばらくラインでやり取りはしていましたが、最近具合がよくないということと、施設が人手不足で半ば車いすに乗せてもらえずベッドに強制的に過ごさせられていたとか。まだこっちに残っていたら、こうではなかったのではないかと思う。
なんか不憫でならぬが、残された奥様はそっとしてほしいということで、今朝あったときは桃色な話で盛り上げてお茶を濁していました。
冥福を祈る