政府は26日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、全世界からの外国人の新規入国を今月28日から1月末まで停止すると発表した。コロナ変異種が拡大する英国と南アフリカからの新規入国はすでに止めていたが、対象を全ての国・地域に広げる。海外からの帰国者に対しても、ホテルや自宅での14日の待機措置を命じる。
政府は現在、一部の国を除き、海外からの新規入国を原則として禁止している。ただ、往来緩和策の一環として10月から、留学生や駐在員など在留資格を持つ外国人の入国を条件付きで例外的に認めていた。英国と南アフリカについては26日までに例外措置を停止したが、変異種が両国以外にも拡大していることから、全ての国で例外措置を止めることにした。