夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

「学問は貧乏人の暇つぶし」By談志

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 つかの間の晴れ間と気温やや高めな今日、これから年末に来る寒波に早くもコロナ禍以上にうんざり。 25日の今年最後の眼科通院あたりからなんだよなぁ。やだやだ。
 「学問は貧乏人の暇つぶし」とは、かつて立川談志さんがよく言っていた言葉だ。
 「生涯学習」というぐらい、人間も動物も日々学びながら成長し、そして土にかえる。
 笑福亭鶴瓶さんが自身の亡くなった師匠の自宅を買い取って、「無学」という寄席をこしらえたのも確かあった。あ、「作った」より「こしらえた」といった方が暖かみがあるなぁ。
 昨日ニュース番組で、「94歳のおばあちゃん小学生、ケニアのゴゴさん」の特集を見て思った次第だ。
www.nikkei.com
「4×2は8、それでは4×3は?」。算数の授業で教師から問われ「16? 違う? 12?」と学校の制服に身を包んだ高齢女性がちょっぴり自信なさそうに答える。12月25日公開の映画「GOGO(ゴゴ) 94歳の小学生」は90歳で小学校に入学したケニアプリシラ・ステナイさん、通称ゴゴ(現地の言葉でおばあちゃん)の日々を追ったドキュメンタリーだ。

ゴゴは英国からの独立運動の動乱で夫を亡くしたが、75年にわたり助産師として働き、子どもや多くの孫、ひ孫に恵まれた。ある日、ひ孫の女の子が学校に通っていないことに気づく。自分自身も少女のころから牛の世話に追われて教育を受けることができず、90歳にして文字が読めなかった。教育の大切さを訴え、ひ孫の手本となるために、また文字を学んで聖書と憲法を読むために、ひ孫6人とともに小学校に入学した。クラスメートと寄宿生活をしながら授業を受け、修学旅行先のサファリではライオンなどの野生動物を目の当たりにする。映画は94歳になったゴゴが卒業試験に挑む姿を描く。
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 記事は途中で終わっているが、この監督さんによると、牛の世話を親から言われて学校へなんかとても通えず、というか時代が女性の学問を認めなかった背景を語っている。
 村からも一歩も出ないまま助産婦として早く亡くなった夫の分まで3人の子を働いて育て上げたが、ひ孫が学校へ行きたがらないのを不憫に思って一緒に通うようになり、やがて学ぶことの素晴らしさを知り、退学して子育てしたいという患者さんには子育てしながらでも学べることを言い、のちに遠くから通うこのために寄宿舎を立てるというもの。

 このコロナ禍で、「オンライン授業」という環境になる中、いろんな形ででも「知る」「学ぶ」を大切にしてほしい。