日本相撲協会の伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)は11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議が行われた30日、報道陣の電話取材に応じ、新型コロナウイルスに十両・富士東を含めて力士24人が感染したため、秋場所を全休した玉ノ井部屋の28人の力士全員について、番付を据え置いたことを明らかにした。 通常は全休なら番付が大きく降下するが、伊勢ケ浜部長は「みんなで考えた結果、据え置きにしようと。休みたくて休んでいるわけではない。コロナという特殊なことがあったので、そういう判断になった」と説明した。