日本相撲協会は31日、大相撲秋場所(9月13日初日・両国国技館)の新番付を発表し、大栄翔が新関脇に昇進して東の2番目に座った。埼玉県出身では1963年名古屋場所の若秩父以来57年ぶりで戦後2人目。他の関脇は東に正代、西に御嶽海で変わらず、2017年九州場所以来の3関脇となった。
7月場所で30場所ぶりの復活優勝を幕尻で成し遂げた元大関の照ノ富士は東前頭筆頭まで上昇。モンゴル出身で元横綱朝青龍のおい、豊昇龍と翔猿が新入幕を果たした。翔猿は兄の英乃海(現十両)と史上11組目の兄弟幕内。
ともに先場所途中休場の両横綱は白鵬が東の正位を務め、鶴竜は西に座った。
日本相撲協会は8月31日、開催を目指す大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。番付降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催の可否や開催形態は理事会で決定する見込み。
【写真】千代丸(2020年7月30日撮影)
【降下】
<幕内から十両>
千代丸(29=九重)西前頭15枚目→西十両3枚目
<十両から幕下>
千代の海(27=九重)東十両14枚目→東幕下2枚目