気象庁の観測によりますと、台風７号は、正午には日本の南の海上を１時間に10キロの速さで西へ進んでいます。
中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から半径370キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は、これから北寄りに進路を変え、30日に沖縄地方に近づき、１日には暴風域を伴ってかなり接近する見込みです。
台風の接近に伴って、沖縄・奄美では30日から風が強まって海上はしける見込みで、30日にかけての最大風速は15メートル、最大瞬間風速は25メートルと予想されています。
さらに、沖縄地方では、台風がかなり接近する１日には非常に強い風が吹き、海上は大しけとなるおそれがあるほか、台風周辺の発達した雨雲がかかり大雨となる見込みです。
気象庁は、沖縄地方では30日にかけて強風や高波に注意するとともに、台風がかなり接近する１日にかけての気象情報を確認し、早めの備えを行うよう呼びかけています。
