見事なV字回復の水族館は、アベノミクスよりもすごい

　正午の時点で30度を超えた鶴岡市。
ことしはおかしい。

　暑がりのおいらでさえ、この時期にTシャツで過ごすというのは異常。ただ彼女ちゃめ曰く、

大丈夫だ。入梅に入ると冷え冷えになるから

確かに。ただ湿気で洗濯物の乾かない季節は嫌だなぁ。
　最近の心配事は、液晶テレビの40型なので見方によっては画面が白っぽく見えることに不満たらたらな、今月おいらとそろって誕生日のふだん一人な父親。
　ばあちゃん譲りの寒がりと、最近坐骨神経痛のせいで暑さを感じなくなっているので、「暑くなくてもとにかく水分を取ってくれ」と、やかましいぐらい言っている。

　こんな暑い中、あんなにぼろくてちっちゃい水族館が、閉館寸前で金もなく、苦し紛れに飼ったイソギンチャクについていたクラゲの卵からはじまり、クラゲ展示世界一、ノーベル賞受賞の…なんだっけ?(；´Д｀A ｀｀｀教授の訪問を機会に、最多の年間28万人の観客を達成した、鶴岡市立加茂水族館が昨日新装オープンした。

　新潟マリンピア、秋田の男鹿、仙台松島、福島水族館と囲まれ、イルカショーもなく、アシカショーとウミネコのえさやり、ラッコしかいなかった水族館がねぇ。子供のころはショーもなく、定期的に電気うなぎショー(えさの小網を入れるとウナギが電気を流して、何ボルト化を図るだけ)みたいなのと、水族館なのにサルとアライグマとペリカンがいた。
　自由研究と称して遊びに来ても、30分もいると飽きてきたのにねぇ。サルは3回逃げられ、1回目は高波にのまれていたましいことに。　
　それからみたら見事なV字回復、アメリカンドリームならぬ、クラゲドリームだ。
　地元テレビ局は数年前から深夜の「日テレニュース24」のつなぎフィラーに映像が使用されている。
　
　とにかく駐車場がない。旧建物は建設遅れで解体が遅れ、近所周辺では足りず、6キロ離れたかつて人面魚でブームになった善法寺に臨時駐車場を確保してシャトルバスを。

　ぜひ落ち着いたら来てください。