新加茂水族館６月お目見え 鶴岡市、ＤＣの目玉に期待
河北新報 1月10日 6時10分配信
世界一のクラゲ展示で知られ、改築工事に伴って一時休館中の加茂水族館（山形県鶴岡市）について、鶴岡市は９日、新水族館を６月１日に開館すると発表した。
新水族館は現在地の隣に建設中。鉄筋３階で延べ床面積約４０００平方メートル。世界最大級のクラゲ展示水槽を設置する。開館に先立ち、５月中旬に関係者向けの内覧会を開くほか、５月３１日には記念式典を行う予定。
榎本政規市長は「来館者に夢を持ってもらえる施設にしたい。６月からの山形デスティネーションキャンペーンの目玉になると期待している」と話した。
鶴岡市は改築費に充てるミニ公募債「加茂水族館クラゲドリーム債」の募集を２月１０日に始める。昨年４月に続く２回目の募集で、発行額は前回の２倍の６億円。
償還期間は５年。金利は、３月の５年物利付国債の金利に０．２６６パーセント上乗せする。鶴岡市民以外の個人（２０歳以上）・法人も購入できる。１０万円単位で、１人（１法人）当たり最高２００万円まで。内覧会招待などの特典が付く。
前回は先着販売で２０分余りで完売したため、今回は抽選となる。希望者は専用申込書で、鶴岡市財政課へ応募する。用紙は同課で配布するほか、市ホームページからダウンロードできる。募集は２１日まで（消印有効）。連絡先は鶴岡市財政課０２３５（２５）２１１１
