夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

福祉で金儲けは・・・

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-天気予報コム-

あのCMのおじいちゃんも、ロールキャベツが食えなくなるってが?

 度派手というか、もっともらしくCMをうっていた介護の派遣会社「コムスン」が、なにやらきな臭い。具体的にはこうらしい。

 グッドウィル・グループ(GWG)の訪問介護最大手「コムスン」(東京都港区)が青森、兵庫県で運営していた事業所で雇用していない訪問介護員を勤務しているなどと偽って申請し、事業所指定を受けていた問題で、厚生労働省は6日、コムスンの介護事業所の新規開設や更新を認めないよう都道府県に通知した。介護事業所についてこうした処分が下されたのは全国初めて。コムスンは介護サービス事業から撤退する可能性が強まった。

?H2>同省老健局によると、コムスンは06年7月に青森県、今年1月に兵庫県内の事業所の新規指定を受けたが、その際、勤務実体のない職員数を水増しするなどの虚偽の申請をした。 ?H2>コムスンは、04年4月~今年1月、東京都、岡山県青森県群馬県兵庫県の計8事業所の新規指定の際に虚偽の申請をしたことが各都県の監査で発覚。各都県は各事業所を廃止処分にした。 ?H2>介護保険法では、事業所が廃止されると、より厳しい「指定取り消し」処分ができなかったが、昨春の同法改正で「居宅サービス等に関し不正または著しく不当な行為をした」申請者に対し、指定取り消し処分ができるようになった。このため同省は、昨春以降に指定された青森、兵庫県のケースについて規定を適用し、申請者であるコムスンが全国展開する事業所の新規指定・更新を認めないようにした。 ?H2>今回の処分により、申請者のコムスンの役員が、別会社で介護サービス事業を行うこともできなくなる。利用者は、更新期限を迎えるまでは各事業所でサービスを受けられる。 ?H2>コムスンは全国に約2081事業所を展開しているが、今後、更新期限(6年間)を迎える事業所が順次廃止されていくことになる。その結果、コムスンの事業所は2011年度には426カ所になり、事業継続は困難になる。 ?H2>コムスン 人材派遣大手のグッドウィル・グループが100%出資し、88年に設立。老人福祉事業を全国で展開しており、民間の信用調査会社によると、06年6月期の売上高は638億円。事業内容としては、在宅サービスや通所サービスを行っている。利用者は約6万人。 Yahooより、毎日新聞の記事を抜擢しました。

 確かに民間がやる以上、何らかの利益を生まないと継続できないのも事実であり、だから採算が合わないとばっさり切るのが、民間のデメリットだ。わかりやすいところでは、航空会社だろう。赤字が続くと、採算が合わないとして地方路線が次々廃止される現状は、自治体によっては痛手である。流通面で、高速道路をつくるより早く、物を運ぶ足が確保されるからだ。

 話はそれたが、6万人の利用者一人ひとりに人生のドラマがあり、それぞれの生い立ちがある。この業界は人の入れ代わりが激しい。ましてお年よりは、顔と名前を覚えてくれたころに、「お別れ(この場合職員の異動や退職のこと)」というケースが多い。今回、場合によっては期限切れが年度半ばで、理解しがたいものもあるだろうし、単純に6万人の人が、その「お別れ」を経験することになるのはいたたまれない。
 今後、職員の再雇用先や利用者の円滑な別施設への移転を、国などが支援していかないと、こういうことは今後頻繁に出る可能性すらありますな。

 福祉は金のなる木じゃないよ。