兵庫県は2日、熊本地震の被災地支援のため、県のマスコットキャラクター「はばタン」と熊本県のPRキャラクター「くまモン」を組み合わせて考案したイラストについて、使用を中止すると発表した。はばタンがくまモンに抱きついていることなどが、利用の手引きに抵触すると熊本県から指摘を受けた。
兵庫県広報課によると、4月22日にイラストの利用を熊本県に申請。25日にくまもとブランド推進課に口頭で許可を受け、27日に募金活動やチャリティーイベントで使うポスターやチラシ、募金箱にあしらうことができると発表していた。
しかし、5月2日になって同課担当者から使用停止の要請があった。利用手引きでは、他のキャラクターとの握手や手つなぎ、抱っこなどを禁じており、同課は「3千件もの申請があり、デザインの確認が遅くなった」と説明しているという。
これまで企業や市民団体などから申請のあった16件は使用できなくなるという。兵庫県広報課は「熊本県を応援したいという気持ちだった。使用停止は残念だが、地震の混乱の中だったので仕方がない。新しいデザインを原作者と相談して検討したい」としている。
ちなみに私の絵は抱きついてません。