それにしても……
お相撲さんが燃やす人生の炎は、なんて強烈で、そしてなんて、はかないんだろう。
ほんとうに。。。
土俵の上で燃やす炎の中にきらめく命に惹きつけられて人々が集まってきます。
これは、先日亡くなられた大相撲元寺尾の錣山親方に寄せた、私と「X」でつながっている朝日新聞抜井記者と、それにリポストした脳学者の茂木健一郎さんのつぶやき。
かつての付け人で元アルゼンチン出身力士で帰化した星誕期(ほしたんご)さんも駆けつけてたり、ほんと幅広い人たちから惜しまれる声が。
寺尾は、平成の世の中を駆け巡った「昭和の香りのする力士」だった気がする。世が世なら、陸奥嵐や栃赤城、海乃山や大麒麟、金剛あたりが活躍していた時代にいても不思議でない力士だった。
引退して部屋を起こすと、その魅力からあっという間に10人の新弟子が集まり、時に貴乃花の改革に賛同し、時に弟子たちには厳しくも私生活ではわが子のように気にかけていた。
相撲のように変化なく、真正面から取り組んだ代償は心臓に来ていたが、病にも逃げることなく立ち向かっていた気がします。
ありがとう。僕らの寺尾。ばあちゃんの好きだった寺尾。あーいう力士は出ないだろうなぁ。