夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

夜だるまスポーツ

大相撲の小結・阿炎(25)=錣山=が、4日に行われた研修後に「寝ていたので(内容を)覚えてない」と発言した問題で、日本相撲協会は5日、師匠の錣山親方(元関脇・寺尾)と阿炎の2人に対し厳重注意を行ったとした。芝田山広報部長(元横綱大乃国)が明かした。
 阿炎と錣山親方はこの日の正午過ぎ、東京・両国国技館を訪れ、鏡山コンプライアンス部長(元関脇・多賀竜)から厳重注意を受けた。芝田山部長によると、現時点では発言に対する処分は考えられていないものの「今日は八角理事長(元横綱北勝海)も不在だった。明日(6日)か明後日に行われる執行部の定例会議でも話をする」とした。

 4日に行われた研修では、初めてSNSに関する講話も行われた。阿炎は昨年の九州場所前、遊びの中で他の部屋の十両力士の手足を粘着テープで縛る動画を自身のSNSに投稿し、炎上。師匠が協会に謝罪し、自身も厳重注意を受け反省文も提出していた。その後、力士らの個人的なSNS利用は禁止に。今回の研修は、いわば“当事者”として受けていた。

 研修後、報道陣に囲まれた阿炎は「いろいろと学ぶものはありました」と述べた。また、研修の内容については協会から「かん口令」が敷かれていたこともあり「話したらいけないと言われているので」と対応したが、それでも11月の問題の当事者として、多くの報道陣に囲まれる中「寝ていたので覚えていません」と、けむに巻いていた。

 この「寝ていた」発言を、4日中に伝え聞いていた芝田山部長は「その話を聞いてあ然とした」。SNS研修の中では、「指1本でとんでもないことになってしまう」という旨の講話もあったという。同部長は「言ったところ、ハナからそれじゃあ…。1人のこういうことが、(協会員)900人に迷惑をかけると言ってるハナから、何を考えているのか理解できない。ちょっと情けないね」と、バッサリだった。

 一方で、阿炎が実際に寝ていたかの事実については「研修の中で眠りに誘われる人もいるけど、それは若者頭とか世話人が中を歩いて回って、肩をたたいて起こしてましたから。そんなことはないと思う」。また、研修の内容について話しができない中、報道陣から繰り返し質問された状況に「あまりにも(報道陣が)ずっとついていったものだから、思わず(言ってしまった)という話しもあったみたい」とした。

 阿炎は反省している様子で、師匠からも「大変申し訳ない」と謝罪があったという。報道陣をかわすためとは言え、軽率と言われても仕方がない今回の発言。芝田山部長は「本人の口から言ってしまったものは、消せない。もちろん反省して帰ったと思う。はっきり言って、本人には大きな責任があるんだということを感じてもらわないといけなかった。こういった子供じみた発言で記事になるということは非常に不名誉。これからしっかり厳重注意だけでなく、教育をしていかないといけない」と厳しく話した。