日本相撲協会は29日夜、関脇正代の師匠の時津風親方(46)が急性膵(すい)炎と診断され、30日に行われる正代の大関昇進伝達式を欠席すると発表した。
芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、時津風親方はこの日朝に吐き気など体調不良を訴え、同夜に緊急手術を受けると明かした。昇進伝達式には、師匠代理で部屋付きの枝川親方(元幕内蒼樹山)と時津風親方のおかみさんが出席するという。
時津風親方は秋場所前、不要不急の外出を禁止した協会の新型コロナウイルス対応ガイドラインに違反して、秋場所は謹慎。ただ、昇進伝達式には特別に出席を認められていた。