夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

送る側と貰う側。

少し前のお話になりますが。

 以前も取り上げましたが、興味深いニュースを先日聞いたものですから。
 阪神淡路大震災から、ことしで12年が経った。この間自然災害は三宅島噴火や芸予・新潟中越などの大地震や竜巻。海外ではスマトラ津波など、犠牲者などの大規模なものはあとを絶たない。この際、報道を知った人から「救援物資を送りたい」という善意や申し出は、地方各地からあとを絶たず相次いでいるが、最近の実態でこれには問題が山積みになっている。
 困っていれば助けたいというのは当たり前ではあるが、送る側、受ける側、貰う側にそれぞれ問題点が浮かんでおり、新潟県長岡市などでは、「出来れば義捐金で・・・といいたいのですが、せっかくの善意ですし。」と、混迷している。では問題点を並べてみることにした。

「受け取る自治体側」

①救援物資の「輸送車」で、かえって復旧や避難がままならない。
②仕分けなどにも人員が必要となり、かえって労力が増える。
③一時保管場所の確保が難しい。(体育館などは避難場所となっているため)
④送られてきても、被災者にすぐには届けられない。
⑤渡しても不要なものの廃棄処分に余計な経費がかかる。(不要な古着やつめていた箱など)

「貰う側」

①すでに手に入っている場合がある。 
②今必要なものがない。 
③送る側でいらないものは、貰う側でも要らない。(古着など)

「送る側」

①どこに送ったらいいかわからない。
②何が必要なのか見えない。
これらの例題はあくまでも一般論でありその事情によるものである。ようは送る側のモラルの問題、受け取る側の物資の活用方法や分配方法のあり方でもある。また、災害によっては救援物資の必要なケースも十分ありえ、特に海外(発展途上国など)の災害には、絶対的に必要である。
 また、実際に体験してみて(不運にも被災して)、改めて必要と分かったもの、善意のありがたみなどが分かるケースがほとんどである。