最近、わが施設で入所したころから一緒にプレー・・・もとい、作業していた利用者さんの母親が亡くなった。
父親はちょっと前に亡くなり、母子家庭で、週末自宅に帰っては娘を手料理でもてなし、手足の不自由な娘の代わりに年賀状をこしらえては我が家にも届いていたが、今年に入って体調を崩していたらしく、残念な結果になった。
私の父親の亡くなった3年前を思い出させるかのような現実問題になっていると推測する。
一人娘なため、これからすんでいた家をどうするのか。すぎもとまさとの「吾亦紅」のような現実になるのか否か。
私はたまたま、本当にたまたまずっと遊びに来ていて親父と良好な関係だったちゃめの「施設を出て一人暮らしをしてみたい」という希望と合致して今日に至る。
深夜のドキュメンタリー番組にもあったが、世話をしていた親が高齢になり、互いにショートスティを余儀なくされるケースも少なくない。
2019年6月23日放送
「老障介護 ~ショートステイは今・・・~」大阪府のショートステイえると。障害者が短期で入所する施設だが、数ヵ月~1年と長期で滞在する人がいる。知的障害がある男性(58)。父親と2人暮らしだが、突然父親が死亡した。受け入れ先が見つからずショートステイを転々としている。障害者の親の高齢化で、親が入院したり、急死するケースが後をたたず、ショートステイに長期で暮らす障害者が目立ってきている。ショートステイの密着取材で、障害者世帯の今を浮き彫りにする。
ナレーター:宮城さつき
制作:朝日放送テレビ
制作:朝日放送テレビ
※一部利用者名を伏せています。
そういえば参院選挙も迫っている。各党調子のいいことをのーがきみたいに公約として掲げているが、暮らしは良くなるのだろうか。
というより、現実問題として、同じ施設のその利用者さんがなにか思うことがあれば、力になりたいと思う。