今朝起きました川崎・登戸での事件で犠牲になった方の哀悼を表すとともに、お見舞いを申し上げます。
ちょうど施設に通う準備をしていた時の一報でしたが、何気ない平穏な平日に、さぞ怖かったと察します。
さて、阿武松の説明混乱と白鵬・貴景勝の休場と、トランプ劇場に終わった夏場所は、59年ぶりらしい三役未経験の朝乃山の初優勝でとじましたな。御嶽海の時に「久々の日本出身力士優勝」から貴景勝、そして朝乃山と、誠にめでたいのだが。
ちょいと問題を並べる。
①なぜ上位と当てぬ
かつて佐田の山が初優勝した際に、上位と当てずに優勝したことを機に、「割り崩し」という大関同士、横綱と大関の対戦を崩す割り「取組」を行うようにはなったが、今回上位がふがいない中、ならばなぜ早い段階で「割り崩し」しなかったのかなのだが。
②物言いの意味
物言いは50年前の「大鵬-戸田」の誤審以来ビデオ判定が導入されたが、それでもカメラの位置などでこういうことが起きる。
かつて柏戸の鏡山さんも滑舌が悪かったが、説明は簡素的だった。もっとしゃべり方を勉強するか、かえた方がいい。
朝乃山は先場所7-8であり、来場所よほどいい成績でないと「大関への足掛かり」にはならないが、私は早くからけがで十両に落ちている豊山とともに、次に上がる力士として注目してきた。ぜひ「この場所で化けた」といわれる活躍を期待したい。
升席も、以前からやたらめったらめ座布団を投げまくる客を抑えることもできた。升席にいすは、将来のバリアフリー対策にとっても、一石を投じるものと思う。