阪神・四藤慶一郎球団社長は30日、甲子園球場で日本ハムからウエーバー公示されていたルイス・メンドーサ投手(33)の獲得に乗り出すことを認めた。
ウエーバー公示の締め切り日を迎え「申請しました。総合的に考えて、いろいろ検討した結果。戦力とか日程を考えて。きょう締め切りなので」と説明した。他球団でメンドーサに対する動きはないもよう。31日にも獲得を発表、支配下登録になる見通しだ。
通常の補強期限は7月いっぱいだが、選手が球団の了承を得て、新たな働き場所を探すためにウエーバー公示された場合は8月以降も移籍可能となっている。阪神はメッセンジャーの右足腓骨骨折を受けてから、水面下で2015年に10勝を挙げたメンドーサの調査を続けてきた。
◆ルイス・メンドーサ(Luis Mendoza)
1983年10月31日生まれ、33歳。メキシコ出身。2000年アマチュア・フリーエージェントでレッドソックスに入団。レンジャーズ時代にメジャーデビューし、ロイヤルズを経て14年日本ハムに入団。今季は20試合に登板し、3勝7敗、防御率3・97。来日4年間で通算95試合に登板し、27勝36敗、防御率3・80。1メートル91、111キロ。右投げ右打ち。年俸1億9000万円。背番号「15」