NHKが12日に生中継した大相撲初場所2日目でリポーターを務めたフリーアナウンサーの平井理央があんみつを落とすハプニングが発生した。一夜明けた13日、両国国技館内の売店ではあんみつ(450円)が完売する事態が発生。販売を担当する国技館サービスは「NHKで放送された効果でしょう」と驚きの声を上げた。
平井が落としたあんみつが思わぬ景気を呼んだ。あんみつを売る東西に設置された売店では午前中で完売。その後も「ひよの山のあんみつはないですか?」と問い合わせが殺到したという。国技館サービスによると平日は通常、あんみつの仕入れは40~50個。「平日に全て売り切れはあまりありません」と国技館サービスは、話しており平井が落としたインパクトが観客のあんみつへの興味を引いたようだ。
12日の中継では、館内のリポーターを務めた平井が国技館の正面1階にある相撲協会のゆるキャラ「ひよの山」グッズを紹介。同時にあんみつを紹介しようと手に取ったが、あろうことか落としてしまい中身はすべて床に飛び散るハプニングが発生。予期せぬハプニングに横にいたひよの山が心配。平井は、あわてながらも笑顔はキープし「何だか失礼しました」とその場を切り抜けた。
この思わぬアクシデントでネット上で平井は「あんみつ姫」と命名されるなど話題は沸騰。売り上げにも貢献し、災い転じて福を呼んだと言える。この日も満員御礼の国技館。土俵外のグッズ売り場にも目が離せない。