しかしノアの三沢追悼興行だの、新日本プロレスがG1クライマックスだのと盛り上がっている中、「神」アントニオ猪木が、「腰椎すべり症」で13時間もの手術をしていたとは驚きました。
その猪木に対し、新日本プロレスの中邑真輔が、「新旧IWGP統一」という大野望を継承し、ベルトを保持している御大66歳になる猪木に対し、対戦を要求していましたが、この状態じゃ無理と。しかし、喧嘩の売り方を教えるからきなさいと、ある意味寛大な、かつ意味深な発言をしてましたな。
その猪木に対し、新日本プロレスの中邑真輔が、「新旧IWGP統一」という大野望を継承し、ベルトを保持している御大66歳になる猪木に対し、対戦を要求していましたが、この状態じゃ無理と。しかし、喧嘩の売り方を教えるからきなさいと、ある意味寛大な、かつ意味深な発言をしてましたな。
これが初代IWGP。世界統一の大野望を提唱し、当時のWWF(現WWE)会長のお墨付きをもらい、誰もが初代チャンピオンになると思った矢先のホーガンからのアックスボンバー肉弾の誉れによる撃沈で、早くから波乱に満ちたベルトになりました。
2代目は故・橋本真也が長きに渡って君臨し、現在「橋本によるベルト」として、橋本家に寄贈されています。
2代目は故・橋本真也が長きに渡って君臨し、現在「橋本によるベルト」として、橋本家に寄贈されています。
3代目は不運にも、防衛失敗によるレズナーが持ち逃げ同様に、海外に渡ったままチャンピオンが移動したりと、海外のためのベルトと化してしまい、その間「2代目」を借りるなどの屈辱を味わうも、ようやく中邑が、ベルト統一をした上で封印しました。
そしてできたのが4代目ベルト。中邑として、初代のベルト、その向こうにいる「神」猪木への執念が、今のファイトの原動力といえよう。
結論から言うと、猪木とは時間が遅すぎた。しかし、猪木という名前、さらに中邑がパイプとしてつないだ旧UWFの前田らのネームを借りなければ、猪木という山は動かないし、ましてテレビがつかないと思われる。
猪木の時期に指名した相手(ジョシュ・藤田・もしくは・・・)とのベルトをかけた統一戦が一番予想できる。会場はおそらく来年の1.4東京ドームのメインだろう。この流れが、ある意味新日本にのみならず、2010年のプロレス界の、新たなる羅針盤になることを期待したい。
猪木の時期に指名した相手(ジョシュ・藤田・もしくは・・・)とのベルトをかけた統一戦が一番予想できる。会場はおそらく来年の1.4東京ドームのメインだろう。この流れが、ある意味新日本にのみならず、2010年のプロレス界の、新たなる羅針盤になることを期待したい。