大相撲も国技館に半分も入らなくなってギャーギャー騒いでいますが、大相撲は定期的にテレビもついてなんやかんや入っていてうらやましい限り。
されとて格闘技、しいては昨今ブームがある意味過ぎて久しい女子プロレスは、たけのこのように団体が乱立。当然各団体に「認定チャンピオン」が存在し(ダンシモソウデスガ)、「私がちゃんぴぉん」。「いーや、あたいがチャンピォンだい!」と、やーやーわーわーいっていますな。
そんな中で愛川ゆず季などアイドルからプロレスに転向して話題になっていますが、そんな女子プロタイトル乱立に、せんじつ引退興行したブル中野姉さんが、一肌脱ぐことに。
そんな中で愛川ゆず季などアイドルからプロレスに転向して話題になっていますが、そんな女子プロタイトル乱立に、せんじつ引退興行したブル中野姉さんが、一肌脱ぐことに。
女子プロレス頂上決戦が実現する。スターダムは10日に都内で記者会見を行い、3月20日後楽園ホール大会の決定カードとして高橋奈苗(33)と里村明衣子(32=仙台女子)のワールド・オブ・スターダム選手権を発表した。2人の一騎討ちは10年5月に20分時間切れ引き分けに終わった試合以来2度目。同王座は11年7月に新設されたばかりで防衛戦は2度目となる。里村は「新しくできたベルトになぜ他団体の私が挑戦しなくてはいけないのか。スターダムの選手でベルトの価値を高めてから来てほしい」と対戦を受諾しながらも、王座戦に疑問を投げかける。さらに「この試合は間違いなく女子プロ界の頂上決戦。しかし、女子レスラーでベルトを巻いている人間が何人いるか。私から見る今の女子プロレスにあるベルトは単なるお飾りでしかない。高橋奈苗-里村明衣子にはベルトがないほうがいい」と辛辣に言い放った。これに対し奈苗は「私はレスラー人生を懸けて、このベルトと一緒に歴史を作っていこうとしている。『歴史がないから』とか簡単な言葉で逃げるな」と反論し「スターダムのベルトを一番にしたい。以前は誰が見ても一番だった(全日本女子の)WWWAの赤いベルトのような、みんなが目指せるようなベルトにしたい。私は全女で最後に(WWWAの)ベルトを巻いた事実がある。その歴史と歴史をつないでいきたいという気持ちがあり、それは私にしかできないこと」と訴えた。立会人を務めるブル中野さん(44)は「団体が増えた以上、必ずこういう現象が起きるとは思っていた。私も(女子プロレス界に)ベルトは多いと思う」と里村の意見に理解しながらも「(各団体が)個々に行動しているので統一するのは難しい。ただ、価値があるベルトは必ず出てくる。その試合をこの2人ならできる。女子プロレス界最高峰の試合をできる。本当の真のベルトになるのかどうなのか、ほかのベルトを持っている選手もこの試合を見て学んでほしい」と期待した。
全日本女子は、あの北斗晶も巻くに巻けなかった伝説の赤いベルトWWWAがあり、それをめぐる戦いが歴史を作りました。
かの古舘さんは実況で、「たとえ1億円の価値のあるベルトだとしても、一般社会においては何の変哲も無いただのガラクタであります。そのガラクタを駆けた熱い戦いが・・・」と称している通り、プロレスというものが、一般社会できちんと認知されて価値があるのかもしれません。また一億円の価値とは、その世界においての最高のほめ言葉でしょうか。