4月の改定を受け、介護認定の調査に先日、うちの父も受けたばかりなのですが、かなり矛盾しているため、各地から批判が相次いでいます。
厚生労働省は7月28日、「第3回要介護認定の見直しに係る検証・検討会」(座長=田中滋・慶大教授)を開いた。検討会では厚労省側が、要介護認定申請者への経過措置適用前の二次判定結果などを示し、非該当者や軽度者の割合が増えているなどと指摘。田中座長が認定調査員テキストの修正などを提案する、要介護認定方法の見直しの「骨子案」を示し、了承された。
厚生労働省は7月28日、「第3回要介護認定の見直しに係る検証・検討会」(座長=田中滋・慶大教授)を開いた。検討会では厚労省側が、要介護認定申請者への経過措置適用前の二次判定結果などを示し、非該当者や軽度者の割合が増えているなどと指摘。田中座長が認定調査員テキストの修正などを提案する、要介護認定方法の見直しの「骨子案」を示し、了承された。
検討会ではまず厚労省側が、経過措置適用前後などの二次判定結果を示すグラフを提示。中・重度者の割合には「大きな変化はない」が、非該当者や軽度者の割合は増えたとした=グラフ=。また、施設入居者では軽度化の傾向が見られないが、在宅者ではこうした傾向が見られると指摘した。
また厚労省側は、新制度はそもそも、要介護認定のばらつきの是正が目的の一つだったが、認定項目によっては自治体間で選択率のばらつきがこれまでより大きくなっていると指摘。市町村から質問や意見が多く寄せられている項目もあるとし、こうした項目は「必ずしも認定調査や認定審査会の現場にとって理解しやすいものではなかった可能性がある」とした。その上で、ばらつきが大きくなった項目や、質問が多く寄せられた項目などを中心に、「調査項目に係る定義の修正を行う」ことを提案。認定調査員テキストを見直す方向性などを示す「骨子案」がおおむね了承された。
修正版テキストによる認定は、10月を目途に始められるよう準備が進められる見通しで、経過措置は見直しと同時に終了。さらに、見直し後の要介護認定の実施状況について、一定期間が経過した後、厚労省が検討会に報告するとした。
骨子案は、要介護認定のばらつきを是正するとする新制度の方向性は重要だと強調。しかし、制度の見直しに当たって「事前の検証や周知が十分に行われていたとは言い難く、結果として現場の大きな混乱を招いた」と厚労省側の対応を批判し、制度の見直しに際しては十分な準備期間を確保して、市町村などへの情報提供を確実に行うことなどを求めている。CBnewsより
修正版テキストによる認定は、10月を目途に始められるよう準備が進められる見通しで、経過措置は見直しと同時に終了。さらに、見直し後の要介護認定の実施状況について、一定期間が経過した後、厚労省が検討会に報告するとした。
骨子案は、要介護認定のばらつきを是正するとする新制度の方向性は重要だと強調。しかし、制度の見直しに当たって「事前の検証や周知が十分に行われていたとは言い難く、結果として現場の大きな混乱を招いた」と厚労省側の対応を批判し、制度の見直しに際しては十分な準備期間を確保して、市町村などへの情報提供を確実に行うことなどを求めている。CBnewsより
千座万別、人の障害や悔悟は一人ひとり違うにも関わらず、例えば、寝たきりのお年寄りについては、現在見たまんまの判定をするようになっているとか。
普通であれば、『動けない』分けであり、食事から床ずれ防止、排泄、清拭などを介護とするわけですが、今のテキストに当てはめると
普通であれば、『動けない』分けであり、食事から床ずれ防止、排泄、清拭などを介護とするわけですが、今のテキストに当てはめると
動かないので介護の必要はない
という大間違いな判定になることもあるそうです。見殺しですかこれは。 選挙のための改定でも何でもいいので、間違っているものは素直に直すべきですが、現場は二転三転する国の対応に右往左往しているのも実態だそうですな。