夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

チャレンジドの塗り壁

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 このほど政府の調査で、雇用などでチャレンジド(障害者)の差別や雇用による壁が浮き彫りになったとのこと。

 政府は26日午前、09年版障害者白書を閣議決定した。白書に盛られた内閣府の調査結果では、障害者が日ごろ差別を感じる事例として、「雇用・就業」分野が最も多かった。就職に際して「壁」の多い障害者が、景気の悪化で不安感を強めていることがうかがえる。

 07年に障害者権利条約に署名した政府は、障害者差別を防止するため「何が差別に当たるか」を明確にする方針。これを受け、内閣府が今年1~3月に障害者5071人を対象にアンケートを行い、1654人から4383項目の回答を得た。

 障害者が「差別を感じる」としたのは、採用の拒否や制限、職場での差別的な言動など「雇用・就業」分野が最多で、1012事例あった。次いで重度の障害を理由にサービスの利用を拒否されたり、制限されるなど「福祉」分野が726事例▽治療や入院の拒否・制限など「保健・医療」分野が565事例--となった。いずれも日常生活にかかわる項目で、内閣府は「身近な課題で、差別されていることに敏感となっているのではないか」とみている。

 障害の程度や種別に応じた教育を行う目的で06年度に導入された特別支援教育制度についても調査した。制度の導入で変わったかどうかを尋ねたところ、「変わった」「やや変わった」は計17・5%しかなかった。内閣府は「2年目で、目に見える形での変化は感じられていない」と分析している。
毎日新聞より

 オイラが関心を示したのが2項目の、「重度の障害を理由にサービスの利用を拒否されたり、制限されるなど「福祉」分野が726事例」。来れは今後、家庭的事情などで入所を希望しても、程度区分でくけいれられない、或いは我が施設のように通所範囲が方角が違うだけで拒否される、旧市街地より少しずれただけで通院の送迎を拒否されるといった例はあります。
 福祉分野にとって、同じ障害者によって、単なる病名や移動範囲などで区分わけ去れるというのは、釈然としないところは多々ある今日この頃。
 雇用については、景気のよしあしに関わらず、授産施設においても仕事が廻ってこなかったり、やはり「通う足の問題」や、「通院」等での欠勤をどれだけ認めてくれるかなどの「理解度」が一番と考えます。