夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

おはようございます。

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後期高齢者・・・ついに起こった悲劇

 いろいろ準備不足がぬぐいきれない、「後期高齢者医療制度」で、山形でついに悲劇が起きてしまいました。誠に残念です。

  山形市で20日、無職の息子(58)が母親(87)と無理心中を図ったとされる事件で、息子は近所の人に「後期高齢者医療制度で保険料が天引きされ、生活が大変」と話していたが、実際は今年9月まで保険料は免除の対象で、天引きは始まっていなかったことが24日、わかった。制度の説明が十分に伝わっていなかった可能性が高いとみられる。

 保険料を徴収する山形市によると、母親は制度導入の際に用意された激変緩和措置の対象だったという。母親は息子さんの被扶養者になっていたため、4~9月は保険料が免除、10月~来年3月は9割軽減で、負担額は1800円だった。その後も1年間は軽減措置の対象になる予定だった。市は制度の仕組みなどを広報などで説明、保険料の天引き対象者には徴収の通知を届けていたが、免除対象者には個別にその旨を知らせるなどの対応は取っていなかったという。

 息子さんは心中を図った20日早朝、母親の健康状態などについて地区の民生委員に相談。腰痛で入院していた病院から5日ほど前に退院した母親に認知症の症状が現れ始めたと伝え、「(新制度で)保険料が上がったし、再入院するには医療費も上がり、大変だ」と話したという。

 近所の人にも、介護のために仕事を辞めた後は母親の年金を生活費にあてていて、保険料の天引きで生活が苦しいと漏らしていた。21日には民生委員と、新しい医療制度で入院費がどうなるか、山形市内の病院に話を聞きに行く約束をしていたという。

 24日には、山形市内で親子の葬儀がしめやかに営まれた。親類の男性(61)は、「どうして心中まで追いつめられたのか。相談してくれてもよかったのに」とやりきれない様子だった。参列した近所の男性(60)は「息子さんとは地域の行事でよく顔を合わせた。何でもまじめに取り組む熱心な人だった」と言葉を詰まらせた。
アサヒコムより。氏名などは伏せました。

 説明を徹底していないという理由が最大の理由。まして老老介護など家庭で看る介護は、人に話しにくいものというのも理由として挙げられるでしょうか。

 少ない年金から更に天引きするということが許されるのか。平等な負担をというものの、高齢者を75歳で区別するという事務的な制度。これを廃止するか、年金そのものを引き上げる措置が求められていそうですが、この制度、法案を出した段階で、なんか公にわーわー騒いでいなかったような、粛々と成立してしまったような記憶があるのですが。

 さて、あすからオイラはふてー野郎にも、6日までお休み。更新もまちまちになります。では又。