医療費抑制が、1歩間違うと・・・
わが県では、なんでも全国的に比べ、65歳以上の「療養病床」が少ないのだという。こうした中、国の方針にのっとってさらに減らすらしい。[http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000710240002]
asahi.com山形より
私がここ10年余りで2度入院して感じたのは、本人が胃ロウ(胃にチューブを通して栄養剤を送る処置)、または人工呼吸器を装着しており、絶えず吸引などの介護を要する。家族が共働き・または同じご高齢の方しかおらず面倒見切れない。いわゆる「老老介護」が前提にある。
「おかあさん、年寄り2人で大変なら東京にくれば」といわれても、娘・息子の家とて日中は年寄り2人。なれない都会暮らしはさらに負担がかかる。結果、老人のみが残る。この辺から「せめて育ったところで往生したい」といっても、世話をしてくれる人やソフト・ハード面がなく、家に帰されて孤独死されては何にも成りまへん。
かといって、入院は療養型は給食費が全額負担(軽減はあり)。入院は入院なため、やはり負担は重いし、病院として、あらたに療養病棟を建設しても、恒久的に使える保証もない。
在宅介護にしろホーム入所にしろ、「空き待ち」や人手不足、働く職員の労働条件が重いというジレンマもある。
財源確保に消費税引き上げも検討としているが、なにかもっと削れる部分もあるはずで、国全体が「夕張市」を見習って節約再建を目指すべきでは。
しかし赤福に比内鶏?しっかりせぇや11代目。