全国ニュースになってしまったが、山形県上山市で、大型観光バスが旅館に横付けする際に、誘導していたバスガイドにぶつかって亡くなるという事故が起きてしまった事件。
news.yahoo.co.jp
場所をちょいと知っているが、やや狭い路線ながら止めにくいところではない。
マニュアル的にはガイドはバスに対して、真後ろに立ってはいけないと定められているらしいが、とっさに「電柱にぶつかる」と判断して真後ろに行ってしまったかも。
たとえでいうなら、動きが早く、力士が大型化している大相撲で、行司は基本〇の中で交わすのが原則で、外側の塩かごなどがある「角」に逃げると逃げ場が無くなって土俵下に落ちるしかない。現に落ちて脳振盪を起こして担架で運ばれた行司もいる。
「バスが事故ればお客さんの載る車両がなくなり、予定が狂ってしまう」と、とっさに取ったのだろう。
問題はバックスピーカーもあって、ガイドの声もわかるしモニターもあるということ。また通常車体をたたけばわかるはずという。69歳という大型観光パスの業界では高齢者ドライバーが、宿泊業務をこなすには無理があったように思う。体調が思わしくなく、とっさの判断が鈍った可能性もある。今後、ブレーキとアクセルの踏み間違え事故も起こりかねる。現にタクシーで起きている。
ガイドさんのご冥福を祈る。