日本相撲協会は24日、36代木村庄之助の山崎敏廣(やまざき・としひろ)さんが23日午後11時1分、肺がんのため、死去したと発表した。74歳。通夜は28日午後7時から、告別式は29日午前10時30分から、東京都江戸川区船堀2-23-14、ふなぼり駅前ホールで執り行われる。喪主は妻・山崎キミ子さん。 【写真】土俵人生に幕 白鵬、鶴竜から花束を受け取る山崎敏廣さん 1948年5月16日生まれ、鹿児島県枕崎市出身。中学卒業後に井筒部屋に入門し、64年夏場所で初土俵を踏んだ。2011年九州場所から立行司の木村庄之助を襲名。13年夏場所をもって定年退職した。2000年初場所から07年秋場所まで、戦後6人目となる番付の書き手も務めた。12年2月には枕崎市民栄誉賞を受賞した。