26日午後、東京パラリンピック選手村の中を巡回する自動運転のバスと、柔道男子日本代表で、視覚障害のある選手が接触する事故がありました。
警視庁によりますと、26日午後2時ごろ、中央区晴海のパラリンピック選手村で、巡回バスが交差点を曲がろうとしたところ、横断歩道をわたっていた柔道男子日本代表の北薗新光選手と接触する事故がありました。
北薗選手には視覚障害があり、接触した際に転倒し、頭などに全治2週間のケガをしたということです。
バスは選手村の中を自動運転で巡回しているもので、当時はオペレーターが2人乗っていましたが、「選手に気付くのが遅れた」などと話しているということです。北薗選手は28日に行われる男子81キロ級に出場することになっています。