◆東京五輪 アーティスティックスイミング チーム・フリールーティン(7日、東京アクアティクスセンター)
チームのフリールーティンが行われ、日本は4位で2大会連続のメダルはならなかった。1984年ロサンゼルス五輪から指導に関わり、中国代表を率いた08年北京、12年ロンドン五輪を含めれば、自身10大会連続の五輪だった井村雅代ヘッドコーチにとって、初めてメダルなしに終わった。
試合後のインタビューで3年後のパリ五輪について聞かれると「私にはないです。私はこれが最後だと思っています」と明言。「次の舞台は若いコーチに譲るべきだと思っている。五輪はこれが最後だと思っています。今後、ASとどう付き合っていくかは考えて行く。ASは人生に欠かせないものなので」と話した。さらに「私の中でASはかかせないもの。このスリルとドキドキ感は(若いコーチに)譲って味わっていただきたい」とした。
今月16日に71歳の誕生日を迎える名将は、代表の指導歴に終止符を打つ。