フェンシング「エペジーーン」準決勝で韓国破り初の決勝進出 日本初の金メダルへあと1勝
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7/30(金) 14:51
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スポーツ報知
山田優(左)
◆東京五輪 フェンシング男子エペ団体戦 (30日、千葉・幕張メッセ)
準決勝が行われ、世界ランク8位の日本(山田優、見延和靖、加納虹輝、宇山賢)が同5位の韓国を45―38で破って同種目では日本勢初の決勝進出を果たした。1回戦で同10位の米国45―39で下し、準々決勝では世界ランク1位のフランスを45―44で撃破。エペ陣をもじった「エペジーーン」の愛称で知られる男子エペ代表が快進撃を見せている。
同種目初の表彰台&日本勢初の金メダル獲得を目指す。これまでフェンシングでは2008年北京五輪男子フルーレ個人で銀メダルを獲得した太田雄貴(現・国際連盟副会長)、12年ロンドン大会同種目の団体銀が最高成績となっている。
エペジーーンは、今大会と同じメンバーで出場した19年3月のW杯でブエノスアイレス大会で日本勢同種目初の金メダルを獲得。昨年2月のW杯カナダ大会では世界ランク1位のフランスを破り、銅メダル。最年長の見延が19年に個人で日本人同種目初の世界ランク1位に浮上し、その年の年間王者に輝くと、27歳のエース・山田は昨年3月のグランプリブダペスト大会で金メダルをつかむなど飛躍し、世界ランク自己最高2位まで上り詰めた。「史上最強」といわれる布陣で挑んでいる。
決勝では午後7時30分に行われる。