桃田 圧勝で日本男子初の金メダル!世界バド単決勝も49分ストレート勝ち
◇バドミントン世界選手権最終日(2018年8月5日 中国・南京)
バドミントンの世界選手権最終日は5日、中国・南京で男子シングルス決勝が行われ、五輪、世界選手権を通じて日本男子として初めて決勝に進出した世界ランキング7位・第6シードの桃田賢斗(23=NTT東日本)は同3位・第3シードの石宇奇(22、シー・ユーチ=中国)を21―11、21―13で下し、悲願の金メダルを獲得。日本男子初の快挙を成し遂げた。驚異的なフットワークで相手ショットを拾いまくり、長いラリーを制して圧勝した。
前回出場の2015年大会(インドネシア・ジャカルタ)で銅メダルを獲得したが、16年4月に発覚した違法賭博問題により同年のリオ五輪出場を棒に振った。無期限出場停止処分を乗り越え、世界の頂点に輝いた。決勝までの6試合で、失ったゲームはわずかに1と、強さを見せつけた。