梅雨真っ貞中ではある。
プロ野球もただでさえ雨天中止なら日程の変更を余儀なくされるのに、ことしは五輪による変則日程だ。ただ大リーグは大谷が２８号ホームランを打つなど素晴らしい。あとは怪我さえないことを祈る。
先日、リンク先は消えてしまったが、Facebookでラジオのプロ野球中継の裏側を載せて反響を得た。
テレビも実はいろいろな仕掛けがある。
大リーグ中継は映像は現地のを調達し、解説・実況は東京で行う「カラ出張方式」を採用する。コロナによる感染を防ぐ意味合いもあるが、経費削減にもなる。ゴルフも最近このパターン。 ただし、特にNHKの場合、現地の映像では予期せぬCMが突然入ることがあり(ワイプや自慢でのコマーシャル)、その場合のために風景を移すカメラが現地にいる。
余談だが日テレは契約を結んでいないため、大リーグの映像が流せない。大谷の試合は系列のスポーツ報知のスチール写真のみになる。また大相撲は貴乃花独占インタビューの余波がまだあってテレビ朝日が出入り禁止になっていて扱えない。
日本のプロ野球でも、例えば日テレが地上波で巨人対ヤクルトをやれば、現地制作で「楽天対ホークス」を裏送り中継したりする。ただし日テレは名古屋中京テレビはドラゴンズの試合放送権がない。
中継映像も巨人戦は日テレ・たまにNHKそれぞれの自前を用いるが、二軍戦は東京ケーブルテレビと共同制作だ。
ほか楽天はイーグルステレビ、阪神はタイガーズaiなど、球団自前の映像に自前のカメラをくわえたテレビ中継になる。
五輪はNHKプラス民放の「ジャパンプール方式」で、これは放映料の高騰によるもの。国すべてのキー局が中継するのは日本のみ。最大は米国NBCテレビが握っている。
