元関脇・玉ノ富士が死去 異例の再出世で関脇昇進
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6/24(木) 17:33
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スポーツ報知
1979年秋場所で殊勲賞を受賞した玉ノ富士
日本相撲協会は24日、元関脇・玉ノ富士の大野茂さんが21日に肝臓がんのために死去したことを発表した。71歳だった。告別式はすでに家族葬にて執り行われた。
栃木・那須郡那珂川町出身。1967年夏場所で片男波部屋から初土俵を踏んだが、序ノ口で1場所出場したのみで、廃業し自衛隊に入隊。その後、片男波部屋に再入門し、70年秋場所に再出世した異例の経歴を持つ。
最高位は関脇で、74年秋場所に新入幕、76年秋場所に新三役昇進を果たした。81年九州場所で現役引退。87年10月に片男波部屋を継承し、元関脇の玉春日(現・片男波親方)や玉乃島(現・放駒親方)らを育てた。