ＪＲＡは中山競馬について、政府が新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、緊急事態宣言の発令を検討している状況を踏まえて、１月の９、１０、１１日の３日間開催を再び無観客競馬で実施すると５日、発表した。 ＪＲＡは感染拡大防止のため、昨年２月２９日から無観客での競馬を実施。同１０月１０日に一部制限付きで観客の入場が再開されるまで継続していた。 今年の中山、中京競馬の初開催となった５日は観客の入場が可能だったが、７日にも首都圏で緊急事態宣言が出ることから中山競馬場では再度、無観客での実施に踏み切ることを決定した。購入済みの指定席券の返金については、ＪＲＡのホームページで確認できる。 また、同期間は、パークウインズ（東京競馬場）、ウインズ（銀座、後楽園、錦糸町、浅草、汐留、新宿、渋谷、立川、川崎、横浜、新横浜、浦和）、ライトウインズ（阿見）、エクセル（田無、伊勢佐木）、ＪーＰＬＡＣＥ（大井、船橋、成田、木更津）では、馬券の発売を行わないことを決定した。 一方、中京競馬場（第１回中京競馬）に関しては変更はなく、事前の指定席券の購入者に限り入場は可能。
