JリーグとFC東京、柏レイソルは4日に緊急の合同会見を開き、今週末の7日土曜日に国立競技場での開催が予定されていたYBCルヴァンカップ決勝の中止が決定したことを発表した。
柏はトップチームの選手1名から新型コロナウイルス陽性反応が検出されたことを2日に発表し、その影響により3日に開催が予定されていたJ1第26節のベガルタ仙台戦が中止された。3日にネルシーニョ監督とトップチームスタッフ1名も陽性と判定されたことが発表されていた。 さらに4日には、新たに選手2名およびスタッフ8名に対して新型コロナウイルス陽性の診断があったとのこと。この結果を受け、感染拡大防止の観点から中止が決定された。代替開催日は決定次第発表を行うとのことだ。中止となった試合のチケットの取り扱いについても今後決定される。 今季は2月にグループステージの初戦が行われたあと新型コロナウイルス感染拡大の影響でその後の試合が延期され、大会方式の変更などを経て8月に再開されたルヴァン杯。準決勝までの日程を消化してきたが、決勝の開催直前にして延期が決定されるという異例の事態となった。
