公明党は新型コロナウイルスの影響を受けた高校3年生らを支援するため、1人あたり一律2万円を給付する支援制度の創設を加藤官房長官らに申し入れしました。
公明党は来年3月に高校を卒業して就職や大学などへ進学する生徒に対し、人生で重要な時期を迎えているにもかかわらず、新型コロナウイルスの影響を受けて厳しい状況に置かれているとして支援の必要性を訴えました。主に高校3年生を対象に大学入学共通テストの受験料相当となる2万円を一律で支給するとしています。総額380億円を想定し、予備費を活用する考えです。申し入れに対して加藤官房長官は支援対象や根拠などの枠組みをしっかり作らないと収拾がつかなくなるとの考えを示した一方で、文部科学省で条件整備をしていきたいと前向きに応じたということです。