磁気治療器のオーナーになれば配当金が得られるなどとうたい、2,000億円以上の負債を抱えて破綻した「ジャパンライフ」について警視庁は山口元会長を詐欺の疑いで逮捕した。
「ジャパンライフ」は磁気治療器のオーナー制度を使って配当金が得られるなどとうたって顧客から金を集め、2018年、2,000億円以上の負債を抱えて破綻した。
18日朝、警視庁は、元会長の山口隆祥容疑者を詐欺の疑いで逮捕した。
警視庁は、長年にわたり自転車操業状態だったジャパンライフの経営陣が破綻することを知りながらも、破綻直前まで顧客から金を集めていたのは極めて悪質とみている。
ジャパンライフの被害者は、全国でおよそ1万人にのぼるとみられていて、警視庁は、山口容疑者ら、幹部を逮捕し、全容解明を進めることにしている。