◆大相撲七月場所13日目(31日、両国国技館) 日本相撲協会は7月場所13日目の31日、横綱・白鵬(35)=宮城野=が休場することを発表した。白鵬は12日目の御嶽海(出羽海)戦に、突き落としで敗れて2敗目。取組後は、右膝を気にする様子を見せていた。この日取組が組まれていた正代(時津風)戦は、不戦敗となる。 師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)によると、白鵬は今場所中に、古傷の右膝を痛めていたという。師匠は「(31日に)痛みが引かなかったら」と、休場の可能性も示唆していた。 今場所は、2日目から横綱・鶴竜(陸奥)が休場。1人横綱としての優勝争いに「それが責任」と話し、初日から10連勝と気を吐いていたが、11日目から連敗を喫した。史上最多45度目、また3年ぶりとなる2場所連続優勝を目指す中、無念の休場となった。