夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

夜だるま速報/3大駅伝「出雲駅伝」の中止検討 人員確保も困難に

大学3大駅伝の初戦となる出雲駅伝(10月11日)の中止が検討されていることが分かった。21日、関係者が明らかにした。新型コロナウイルス感染者が増え続ける首都圏からの選手、ファンらの往来に伴うリスク、約2500人のボランティアの安全性確保が懸念され、中止論が高まっている。主催である島根・出雲市の長岡秀人市長(69)が定例会見を開く27日をめどに結論を出す。
秋の駅伝シーズン幕開けを告げる舞台が消滅する可能性が出てきた。関東から10校が出場予定のレースについて、出雲市の文化スポーツ課の担当者は「開催は100か0かということになる。なるべく早く結論を出す」と説明。市は同じく主催の日本学生陸上競技連合と主にオンライン会議で調整を続けてきた。早ければ27日の定例会見で、長岡市長が判断を発表する。

市民はもちろん、全国から集まった、多くの大学OB、OGらも沿道で声援を送る一大イベント。選手、関係者も含め、どんなに対策を施しても、密集、密接は避けられず、感染リスクを0にするのは難しい。開催したい思いは強いが、自治体としては、命を守ることが大前提で、安全性の確保が最優先になる。

大会には走路員など約2500人のボランティアが必要だが、人員の確保も容易ではないという。日本陸連の競技会開催に関するガイドラインには、重篤化を防ぐため「65歳以上の競技役員には、原則として、委嘱しないことが望ましい」と記される。例年、多くの65歳以上の人手を借りていたが、「市としては危険がある中では頼みづらい」(担当者)と漏らす。

これまでは開催を前提に準備は進められてきた。それが、ここ数日で事態は変化した。島根県の丸山知事は東京の感染拡大に強い懸念を示し、出雲市内でも感染者が確認されている。未知ウイルスの脅威に敏感となっているという。日本陸連の規則では自治体が許可しない限り、大会は開催できない。市の反対の意向は強く、大会は困難との見方を示す関係者もいる。89年から続く出雲駅伝は14年に1度だけ台風の影響で、中止となっている。

出雲駅伝の判断が、全日本大学駅伝箱根駅伝全国高校駅伝など今後のレースの開催可否に与える影響は大きい。そのため中止は避けるべきとの意見もあり、慎重に最後の議論を詰めている。担当者は「開催、中止の両方の意見がある。どちらでも残念に思う人がいる」と頭を悩ませた。

◆全日本と箱根駅伝の現状 ともに本戦は開催を前提に準備中。ただコロナ禍で予選は特例措置。全日本は6月予定だった関東地区の選考会が中止で、8人が昨年出した1万メートル自己記録の合計順の上位7校とする「書類選考」で決定。10月の箱根予選会は、東京の自衛隊立川駐屯地を周回するコースとし、無観客に変更することで最終調整している。

出雲駅伝 全日本大学駅伝箱根駅伝と並ぶ大学3大駅伝の1つ。出雲大社正面鳥居前をスタートし、フィニッシュは出雲ドーム前。45・1キロを6人でつなぐ。区間距離が短い「高速駅伝」で、地区学連選抜チームも含め約20チームが出場する。今年は10月11日の開催予定だった。大会記録は15年青学大の2時間9分5秒。前回大会は国学院大が3大駅伝含め、初優勝を飾った。