新型コロナウイルスの感染拡大の影響により2月下旬から公式戦を中断しているJリーグは3日、各クラブとウェブ上で臨時合同実行委員会を実施し、リーグ戦の再開日を、いったん白紙に戻すことで合意した。3月25日の臨時実行委員会で「J3は4月25日、J2は5月2日、J1は5月9日」と、段階的にリーグ戦の再開を目指すことでまとまっていた。
だが、この日のNPBと合同で実施した「第5回 新型コロナウイルス連絡対策会議」で、専門家チームから現段階では5月末の再開を目指すのが妥当との提言を受けた。同会議後のウェブ会見で、村井満チェアマンは「ゴールデンウイーク明けの開催も予断を許さない。クラブと協議するが、現状のスケジュールを実行に移すことは非常に難しい慎重に慎重を期したい。今日の助言を受け、臨時の実行委員会を早いタイミングでセットしようと思います」と話していた。