日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が連携した第3回新型コロナウイルス対策連絡会議が12日、東京都文京区のJFAハウスで行われた。感染症の専門家チームからの提言の中には、野球・サッカーの応援スタイルについてのリスクが具体的に挙げられた。
高リスクとして禁止が求められそうなものには、ジェット風船、集団での肩組み・飛び跳ね、立ったり座ったりを繰り返す応援、指笛、トランペット・ホイッスルなどの鳴り物、メガホンを打ち鳴らす声援、ビッグフラッグ、観客同士のハイタッチ、両手をメガホン代わりにした大声、手旗が挙がる。
DeNAのヤスアキジャンプや広島のスクワット応援など、球団ごとの名物応援はほとんどできなくなりそうだ。
応援団による歌唱、拍手指導や通常の声援は中リスク。両手の平を上下に打ち合わせるサメダンス、応援タオルを回したり、横に広げて左右に振る応援も要検討とされた。
スタジアム内でのアルコール飲料販売を取りやめること、サインやハイタッチなどのファンサービスを行わないことも盛り込まれた。
リーグ戦開催時期や実施方法については、この提言を受けて、両団体で協議していく。