鶴岡市、皆川市長さんから
3月2日の朝を迎えた。子供たちの居場所、受け皿をどうするか。保護者のためにも。衝撃の学校の臨時休業の要請があった際、真っ先に頭に浮かんだのはそのことだった。荘内病院などの市内の医療機関の医師や看護師、共働きの方などが休まざるを得ない事態をできるだけ少なくしなければならないと。
担当部署は、素早く反応し、休日返上で対応を検討、昨日までに、学童保育のみならず、特別支援学校等の児童が利用する放課後等デイサービスも含め、パッケージで対応を公表することができた。それでも心配な点、不十分な点はあるだろう。そんな時は相談窓口に相談して欲しい。
自分たちに何ができるか。市職員にはそう呼びかけた。今朝の山形新聞に子供向けの昼食提供のサービスを始める市内のイタリア料理店、旅館の記事が掲載されており、ありがたく、嬉しかった。自分たちに何ができるか。鶴岡市民は反応し、動き出している。見えない敵との戦い、最後まで、粘り強く、そして元気に対応して行きたい。友達と過ごすかけがえのない時間や卒業式が縮小された子供たちのためにも。