夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

今回は考えて戴きます

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-天気予報コム-

あんまり天気がいいので、通路に落ちた座布団蹴り上げるぐらいな一日

 はしかがはやっていますね。うちらは集団で生活しているため、一人がなると広がる危険が多いです。
 風邪やノロノロ等がはやるともう大変でありますよ。
 さて、Webをあちこち見ていて、気になったことを見つけ、深くおもったことがありました。というか、何かのテレビでも見たことはあるのですが。
 累犯障害者(るいはんしょうがいしゃ)という方がおられます。元国会議員の山本譲司さんの著書によって、その実態がわかったのですが、なんかこういう利用者が、自立支援法によって増えるのではと心配です。
 累犯障害者」とは虞犯や犯罪等を繰り返す利用者のことです。すべての受刑者は、刑務所において入所後作業の適応力を調べるための知能テストを受けるのですが、著書によると、主な受刑者のうち約4分の1が知的利用者であったそうです。それ以外にも視覚障害聴覚障害、身体障害、精神障害の受刑者が多数存在しており、その利用者たちは劣悪な生育歴の中でほとんど福祉と結びつくことがなく(うちの施設内の利用者でも、その親が回りに隠し続けた、そのために学校にも行けなかったなどという利用者がおられました)、おにぎり一個の万引き(窃盗罪)や無銭飲食(詐欺罪)のような微罪で「それでも罪は罪」、7回、8回と繰り返し刑務所に入ることによって生き延びているというのが現状であるらしい。
 その利用者らには第39条の定めるところの訴訟能力や受刑能力というのは極めて疑わしいのですが、仮に出所後も身元引受人や(前科の有無に関わらず)、まして地域生活移行を推進しているうえで受け入れてくれる福祉施設もなく(この辺が自立支援法の盲点)、自力で再就職も困難な為(現在の不況下では尚更である)、刑務所に入らなければ生存すら危ぶまれるため、検察官や裁判官もやむを得ず受刑させているのが現状らしいのです(逆に普通に刑を言い渡しているものもあるかもしれませんが)。またきわめてコミュニケーション能力、人付き合いや、利用者によっては自己表現などに乏しいため、冤罪被害に遭うこともしばしばだという。社会では男性はやくざの鉄砲玉、女性は売春などに利用される場合が多いという。この辺が闇といえば闇。この辺は何かの本や噂で聞いたことはあります。結果として刑務所を終の棲家とするために、最後にはより重い罪(殺人や放火など)を犯す場合もあるという。
 彼らにとっては、実社会は刑務所よりも過酷な環境であるが為に、彼ら自身やその被害者にとっても「悲劇」が繰り返されている。その本の著者曰く、「彼らが加害者となったら当然罰せられるべきだが、その前に彼らは人生の大半を不遇なまま過ごして来た被害者でもある事を忘れるべきではない」「彼らに十分な福祉さえ行き届いていれば、防げた事例は幾らでもあった」との事である。

 利用者あるなしにかかわらず、「刑務所の方がマシ」と、犯罪を繰り返し、収監されるホームレスもいると聞きます。メッセージにも書いてありますが・・・

みんなと同じスタートラインに立つまでが自立支援と思う

是非このことを、国は把握して欲しいと願う。利用者のみならず、日本国民全てが、いま「個」の時代になりつつあり、横のつながりが薄れている中、なおさらとおもう。

                今回、ウィキペティアを参考にしました。