フィギュアスケートのロシア杯で右足首を負傷した五輪男子2連覇の羽生結弦(ANA)がGPファイナル(12月6~8日、バンクーバー)を欠場することが29日、分かった。日本スケート連盟が発表した。
【写真】かっこよすぎ!ロシア杯男子フリー、フィニッシュで天を指さす羽生結弦
羽生は17日のフィギュアスケートGPシリーズ第5戦ロシア杯で右足首を負傷し、「前下脛腓靭帯損傷(ぜんかけいひそんしょう)、三角靭帯損傷(さんかくじんたいそんしょう)、腓骨筋腱損傷疑い(ひこつきんけんそんしょううたがい)」と診断された。3週間の安静が必要とされ、その後リハビリ加療に1カ月を要する見込み。
ロシア杯は強行出場し、優勝を飾ったものの、松葉づえ姿で会場を後に。同連盟を通じて「ファイナルに向けて全力で治療する」とコメントしていたが、出場はかなわなかった。
全日本選手権(同21~24日、大阪)への影響も危惧される。
GPファイナルはGPシリーズの上位6人で争う。羽生のほかには宇野昌磨(トヨタ自動車)、ネーサン・チェン(米国)、ミハル・ブレジナ(チェコ)、セルゲイ・ボロノフ(ロシア)、車俊煥(韓国)が出場権を獲得してい