フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯第2日は23日、札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位発進した14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(24=ANA)が195・71点、計305・05点で3年ぶり4度目の優勝。ファイナル出場(12月、イタリア・トリノ)を決めた。
冒頭の4回転ループを着氷すると前半のサルコー、トーループの4回転ジャンプは全て成功。後半は最初の連続ジャンプで4回転トーループが抜け、コンビネーションに失敗したものの、構成を組み替えるリカバリーを見せ、演技を終えると何度も大きくうなずいた。
ケビン・エイモズ(22=フランス)が158.55点、合計250.02で2位、ロマン・サドブスキ(20=カナダ)が168.99点、合計247.50点で3位となった。
羽生とともに出場した島田高志郎(18=木下グループ)は137・67点で9位、計213・65点、山本草太(19=中京大)は151・39点で計226・27点6位だった。