7日、韓国警察に連行されてきた人物。
「韓国未来技術」のヤン・ジンホ会長、47歳。
「韓国未来技術」会長 ヤン・ジンホ容疑者
「(暴行映像の公開から8日で逮捕されたが、言うべきことはないか?)皆さんの怒りを買った点を心より謝罪します。誤りを認めます。間違いでした」
7日、暴行や強要などの疑いで逮捕された。
暴力を振るっていたときと比べると、まるで「別人」。
ヤン会長といえば、元社員に罵声を浴びせ、平手打ちを連発。
嫌がる部下に弓矢でニワトリを殺すよう強要するなど、地元メディアの報道により表ざたになった、ヤン容疑者のパワハラ。
事態を重く見た韓国警察は、ヤン容疑者の自宅など10カ所を家宅捜索。
刀と弓、矢などを押収した。
インターネット関連など複数の会社を経営し、莫大(ばくだい)な収益を上げたヤン容疑者。
部下の髪を無理やり、赤色や緑色に染めさせるなど、まさに「暴君」として君臨。
やりたい放題を繰り返していた。
世間から激しいバッシングを浴びた、ヤン容疑者。
「韓国未来技術」会長 ヤン・ジンホ容疑者
「(国民的な怒りが大きかったが、なぜ今姿を現したのか。その間、何をしましたか?)会社と関連した収拾する部分がありましたし...」
ヤン容疑者は、「いろいろな疑惑が多いが認めますか?」、「被害者に言いたいことはないですか? 麻薬を使ったことは認めましたか?」などとの質問に無言だった。
7日、新たに覚せい剤使用の疑いも浮上し、韓国警察は、調べを進めている。